ケーブルタイ用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:05 UTC 版)
ケーブルタイ用の手動結束機には、自由長ケーブルタイを個別のロック部品で締め付けてから切断するタイプと、固定長ケーブルタイ(写真1)を結束対象に手で仮止めした物を締め付けてから切断を行なうだけのタイプの2タイプがある。前者としては、仁礼工業株式会社の「しめしめシリーズ」、サンワサプライの「ケーブル結束機 CABD1」が代表的であり、後者としては、ヘラマンタイトンの「タイメイト」シリーズ、パンドウイットの「GS2B」等が代表的である(しめしめシリーズの一部製品は手作業用 タイメイトの一部製品はエア式)。 しめしめシリーズには、しめしめ33(バンド幅3.3mm、増し締めレバーなし)、しめしめ45(バンド幅4.5mm、増し締めレバーなし、スタンダード品)、しめしめ45-II(バンド幅4.5mm、増し締めレバーあり)、しめしめ60-II(バンド幅6mm、増し締めレバーあり)、しめしめ60(バンド幅6mm、結束機なしの手作業結束タイプ)、しめしめ80(バンド幅8mm、結束機なしの手作業結束タイプ)、しめしめPro(結束機なしの手作業結束タイプ)などがある。 ケーブルタイ用の自動結束機のハンディ製品としては、ヘラマンタイトンのAT2000やAT2060、ナスデンの「クルック ET-5100」が代表的である。これらはヘッド部の大きさの制約ため、対象は主に電線等のみであり、雑誌類の結束は不可能である。 自由長型の手動結束機用のケーブルタイは、バンドとロック部品が別になっており、結束に使う長さだけを出して結束することができるため、バンドの無駄が少ない。固定長型の手動結束機と上記の自動結束機用のケーブルタイは、あらかじめ規定の長さにカットされているため、余りが発生することになる。
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