グループらによる他のアベック襲撃事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 19:25 UTC 版)
「名古屋アベック殺人事件」の記事における「グループらによる他のアベック襲撃事件」の解説
A・Bが拉致・殺害される今回の事件の以前にも、連続して金城ふ頭でアベック襲撃事件が発生していた。これはXら6人がA・Bを拉致する前日の2月22日午後10時ごろ、名古屋市中区栄のセントラルパークで顔を合わせて遊んでいるうち、男の1人が「小遣い稼ぎに行こう」と提案したために起きたものだった。この時は被害者の怪我も軽く、周囲も暗くて顔もはっきり見られなかったのでそのままセントラルパークに戻ったが「もっと金が欲しい」と、別のアベックのたまり場になっていた大高緑地に向かい、惨劇につながった。 2月23日午前2時30分頃、金城ふ頭82番岸壁に駐車中の、若いアベックが乗車した車が木刀を持った不良少年グループに襲撃され、車の後部ガラスなどを粉々に叩き割られた。この事件では被害者がすぐに車を発進させて逃げた。 約1時間後の3時25分頃、直近の81番岸壁で別のアベックが乗車した車が襲撃された。この事件ではアベックは車のガラスを割られ、グループに「カネを出せ」と脅され、現金8万6000円入りのセカンドバッグや腕時計などを奪われ、木刀などで殴られ、足腰にかなりの打撲傷を負った。名古屋水上署は強盗致傷事件として捜査した。 名古屋水上署によれば、襲撃グループは男6人、女2人の計8人組で、いずれも暴走族風で20歳前後であり、シンナー臭がしたという。グループは白いクラウンと茶色の日産・セドリックの2台に分乗しており、車のナンバープレートはガムテープで隠されていた。
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