GreenGraph500
別名:GreenGraph500 リスト,GreenGraph500 ランキング,GreenGraph500 List
GreenGraph500とは、スーパーコンピュータの大規模グラフ処理の性能を計測するベンチマーク「Graph500」における電力消費量あたりの処理性能(性能電力費)のランキングである。
GreenGraph500は、「スーパーコンピュータTOP500」に対する「Green500」ランキングに該当するものとして位置づけられる。TOP500およびGraph500は単純な処理速度を計測するものであり、消費電力等の性能は度外視されているが、Green500およびGreenGraph500では速度でなくシステムの電力効率の良さが問われる。
2013年6月に公表されたGreen Graph 500ランキングでは、処理対象としたグラフのデータの規模(scale)により、グラフの頂点の数が2の30乗を上回る「ビッグデータ部門」、および、それを下回る「スモールデータ部門」とに分類されている。
2013年6月のランキングではビッグデータ部門の第1位にBlueGeneをベースとする「JUGENE」(JUQUEEN)、第3位には2012年6月のTPO500で第1位、2013年6月のGreph500でも第1位を獲得した「Sequoia」がランクインしている。スモールデータ部門では、第1位から第5位まで全て、および上位10指のうち8つまでを中央大学の「GraphCREST」システムが独占した。
参照リンク
Green Graph 500
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