クロツバメシジミとは? わかりやすく解説

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黒燕小灰蝶

読み方:クロツバメシジミ(kurotsubameshijimi)

シジミチョウ科チョウ


黒燕小灰蝶

読み方:クロツバメシジミ(kurotsubameshijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Tongeia fischeri


クロツバメシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 05:54 UTC 版)

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クロツバメシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
: クロツバメシジミ属 Tongeia
: クロツバメシジミ T. fischeri
学名
Tongeia fischeri
(Eversmann, 1843)
和名
クロツバメシジミ
黒燕小灰蝶
英名
The Black Cupid
亜種
  • T. f. fischeri
  • T. f. caudalis
    (九州沿岸・朝鮮半島亜種)
  • T. f. japonica
    (東日本亜種)
  • T. f. shojii
    (西日本亜種)

クロツバメシジミ(黒燕小灰蝶、 Tongeia fischeri fischeri)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一種。

概要

小型の灰色のシジミチョウ。翅裏は灰色地で、白い縁取りのある黒点をもつ。また翅の外縁沿いでは黒点が2列に並び、後翅肛角の2個所はそれに加えて赤斑が伴う。ヤマトシジミツバメシジミと似るが、赤斑の位置や、特徴ともなっているたいへん細く短い尾状突起などで、区別はたやすい。翅表は一様な黒色で和名の由来となっている。

人家周辺から低山地で見られる。発生源となっている食草をあまり離れず、付近をちらちら飛翔し、すぐとまる。

幼虫の食草はツメレンゲイワレンゲ・タイトゴメ・マンネングサ(ベンケイソウ科)で、母蝶は葉に卵を1つずつ産みつける。

成虫は多化性で年3~4回発生し、5~11月にかけて見られる。越冬態は幼虫。

本種は生息域が分断されており地理的変異が著しく、それぞれの分布域で翅の模様などに特徴が見られる。日本舞踊師範の藤間勘左はそういった本種の差異を研究している。

分布

本州群馬県以西)、四国九州北部~中部。

国外ではシベリア中~極東、モンゴル中国大陸東北部、朝鮮半島

保全状況評価

クロツバメシジミ九州沿岸・朝鮮半島亜種 T. f. caudalis
クロツバメシジミ東日本亜種 T. f. japonica
クロツバメシジミ西日本亜種 T. f. shojii

環境省レッドリスト、2012年版)

関連項目

参考文献



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