クララ・シューマン:「甘い微笑み」(1839年)
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「フリードリヒ・カルクブレンナー」の記事における「クララ・シューマン:「甘い微笑み」(1839年)」の解説
作曲家ロベルト・シューマンの妻であり、自身も傑出したピアニストであり作曲家でもあったクララ・シューマンは、1839年に数ヶ月パリで過ごしていた。彼女は何人ものパリ在住のピアニストに会っており、カルクブレンナーもその一人であった。彼女は実家にいる、父でピアノ教師であったフリードリヒ・ヴィークに宛てた手紙にこう綴っている。 昨日カルクブレンナーの六重奏曲が演奏されたのですが、ひどい出来で、つまらない、くだらない、霊感のかけらもないような作品でした。もちろんカルクブレンナーは甘い微笑をたたえて最前列に陣取り、自分自身とその創作にすっかり満足していましたが。彼は常にこう言っているかのようです。「おお神よ、私と全ての人類はあなたに感謝いたします。私のような頭脳を与えてくださったことを」(Probstの言ってることと解釈って、結構当たってませんか)
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