クナル島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 14:24 UTC 版)
諸島の最北部に位置する、鉄・銅を含む赤みがかった土質の島で、クナルは「ヘンナ(西アジア一帯で用いられる褐色の染料)」を意味している。ギリシャ語ではプロティ島(Πρώτη; 「最初の」)。銅の採鉱と採石のほか、イスタンブールから近接しているために流刑地としても最もよく利用された。有名な流刑者はマラズギルトの戦い後に廃位されたロマノス4世ディオゲネスである。 オスマン朝時代にはアルメニア系住民の島として知られていた。水や電気が通っておらず他の島に比べて開発が遅れたが、1946年に電気が、1981年に水道が開通し、人口増加に至った。島には1857年創立の諸島で唯一のアルメニア教会も所在する。
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