キリバス語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 15:37 UTC 版)
キリバス語はラテン文字で表記される。文字で表記されたのは1860年代にプロテスタントの宣教師ハイラム・ビンガム・ジュニアが初めてであり、聖書をキリバス語に翻訳した際に導入された。長母音と長子音はキリバス独立(1979年)以来、文字を2つ連続させて表現されている。なお、ビンガム・ジュニアと当初のローマ・カトリック宣教師(1888年)は、母音字を2つ連続させていなかった。軟口蓋鼻音(/ŋ ŋː/)と硬口蓋化された両唇音(/pˠ mˠ/など)にはいくつかの表記法が使われている。/pˠ mˠ/の表記には、/p m/と同じ(b, m)、wを後置(bw, mw)、アポストロフィを後置(b', m')のパターンがある。 キリバス語の綴字体系文字A AA B BWE EE I II K M MMMWN NNNG NGNGO OO R T U UU W IPA /ä/ /äː/ /p/ /pˠ/ /e/ /eː/ /i/ /iː/ /k/ /m/ /mː/ /mˠ/ /n/ /nː/ /ŋ/ /ŋː/ /o/ /oː/ /ɾ/ /t/ /u/ /uː/ /βˠ/
※この「キリバス語の表記」の解説は、「キリバス語」の解説の一部です。
「キリバス語の表記」を含む「キリバス語」の記事については、「キリバス語」の概要を参照ください。
- キリバス語の表記のページへのリンク