キニ58形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 12:04 UTC 版)
「国鉄キハ58系気動車」の記事における「キニ58形」の解説
キニ28形と同様の改造施工車であるが、本形式はキロ58形が種車である。2エンジン車のため床下にスペースがなく、水タンクを後位側妻面室内に設置した点がキニ28形と異なる。 1・2が名古屋工場、3が幡生工場で1978年に改造施工し水戸機関区に集中配置。常磐線の荷物列車で運用された。本形式は同区に配置されていたキニ55形の老朽化置換え名目であるが、電化路線で列車密度の高い常磐線の運用では、DMH17系機関1基搭載では出力不足による加速力不足が問題となることから2基搭載車が要求された。 荷物輸送業務廃止により1987年2月までに全車が廃車となった。 キロ58 7・8・6 → キニ58 1 - 3
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