キシュウスズメノヒエ Paspalum distichum L.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 20:27 UTC 版)
「スズメノヒエ属」の記事における「キシュウスズメノヒエ Paspalum distichum L.」の解説
高さはせいぜい30cm。長く匍匐枝を出し、枝分かれして地表を覆う。葉はやや幅ひろく、平坦。花茎は短く上に伸びだし、先端から2-3本の枝を出す。花茎の枝は短い棒状でやや上に伸びるか、左右に開いて斜め下を向く。小穂はやや幅が狭くて楕円形。湿地に生え、汽水域にも見られる。河口の干潟の周辺などに大群落を作ることがある。和名は和歌山県で最初に発見されたことから。本州南岸以南に分布、世界の熱帯域に広く生育する。
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