カール3世フィリップ (プファルツ選帝侯)とは? わかりやすく解説

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カール3世フィリップ (プファルツ選帝侯)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/11 16:34 UTC 版)

カール3世フィリップ
Karl III. Philipp
プファルツ選帝侯
在位 1716年 - 1742年

出生 (1661-11-04) 1661年11月4日
神聖ローマ帝国
プファルツ選帝侯領ノイブルク・アン・デア・ドナウ
死去 (1742-12-31) 1742年12月31日(81歳没)
神聖ローマ帝国
プファルツ選帝侯領マンハイム
埋葬 神聖ローマ帝国
プファルツ選帝侯領マンハイム宮殿
配偶者 ルドヴィカ・カロリナ・ラジヴィウ
  テレサ・ルボミルスカ
  ヴィオランテ・テレジア・フォン・トゥルン・ウント・タクシス
子女 一覧参照
家名 プファルツ=ノイブルク家
父親 フィリップ・ヴィルヘルム
母親 エリーザベト・アマーリア・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット
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カール3世フィリップ(Karl III. Philipp, 1661年11月4日 - 1742年12月31日)は、プファルツ選帝侯(在位:1716年 - 1742年)。フィリップ・ヴィルヘルムと2番目の妃でヘッセン=ダルムシュタット方伯ゲオルク2世の娘エリーザベト・アマーリア・マグダレーネの4男。兄にヨハン・ヴィルヘルム、姉に神聖ローマ皇帝レオポルト1世エレオノーレ・マグダレーネ、妹にポルトガルペドロ2世マリア・ソフィアスペインカルロス2世マリア・アナパルマ公子オドアルド2世ドロテア・ゾフィーがいる。

1716年に兄ヨハン・ヴィルヘルムが嗣子なくして死去したため、選帝侯位を継承した。1720年には宮廷をハイデルベルクからマンハイムに移した。

カール3世フィリップの死去により、ノイブルク家系のプファルツ選帝侯家は男系が断絶し、外孫エリーザベト・アウグステの夫でプファルツ=ズルツバッハ家のカール4世フィリップ・テオドールが選帝侯位を継承した(後にバイエルン選帝侯位も継承した)。

結婚

1688年10月8日ベルリンで、ブランデンブルク辺境伯ルートヴィヒ(大選帝侯フリードリヒ・ヴィルヘルムの息子)の未亡人でポーランド・リトアニア共和国の女子相続人である公女ルドヴィカ・カロリナ・ラジヴィウと最初の結婚をした。ルドヴィカとの間には3人の娘と息子1人をもうけたが、成長したのは娘1人であった。

1701年12月15日クラクフで、またもポーランド・リトアニア共和国の女子相続人である公女テレサ・ルボミルスカと再婚した。間にもうけた娘2人はいずれも夭折した。

  • テオフィラ・エリーザベト・フランツィスカ・フェリーツィタス(1703年 - 1705年
  • アンナ・エリーザベト・テオフィラ(1709年 - 1712年

1728年、フィリップ・ヴィルヘルム・フォン・トゥルン・ウント・タクシス伯爵の娘ヴィオランテ・テレジア(1683年 - 1734年)と結婚したが、1701年に帝国伯爵位に叙されたばかりであるアウクスブルク系統のトゥルン・ウント・タクシスドイツ語版出身の彼女との結婚は貴賤結婚と見なされた。ヴィオランテは1733年神聖ローマ皇帝カール6世から公女の称号を認められたが、夫妻は子供を授からなかった。

脚注

参考文献

先代
ヨハン・ヴィルヘルム
プファルツ選帝侯
1716年 - 1742年
次代
カール4世フィリップ・テオドール
先代
ヨハン・ヴィルヘルム
ユーリヒベルク公
1716年 - 1742年
次代
カール4世フィリップ・テオドール


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