カラスシキミとは? わかりやすく解説

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烏樒

読み方:カラスシキミ(karasushikimi)

ジンチョウゲ科常緑小低木

学名 Daphne miyabeana


カラスシキミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 08:40 UTC 版)

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カラスシキミ
福島県会津地方 2012年6月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
: ジンチョウゲ属 Daphne
: カラスシキミ D. miyabeana
学名
Daphne miyabeana Makino
和名
カラスシキミ(烏樒)

カラスシキミ(烏樒、学名Daphne miyabeana)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属常緑小低木有毒植物

特徴

高さは1mほどになる。はまばらに分枝し、濃紫褐色で無毛、若い枝は緑色で有毛。は互生し、薄い革質、形は倒披針形で長さ4-12cm、幅1-2.5cm、先端はとがり、基部は長いくさび形になる。葉の縁は全縁で、表面は光沢を持ち、裏面の主脈がいちじるしく隆起する。葉柄はほとんどない。

雌雄異株。花期は6月、は白色で、枝先に短い総状花序を出し、4-11個の花をつける。花弁にみえるのは裂片で、萼筒は肉質で長さ5mmになり、先が4裂し、長さ2mmの裂片は開出する。花柄は花後数年間は枝に残る。雄蕊は8個。子房は無柄で楕円形になり、花柱はほとんどなく、柱頭は円盤形になる。果期は7-8月、径8mmほどの球状楕円形の果実をつける。果実は液果で赤く熟す。

分布と生育環境

日本固有種。北海道、本州(鳥取県大山以東の日本海側)、隠岐島に分布し、やや高地の山林の林床に生育する。

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