カラスシジミとは? わかりやすく解説

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烏小灰蝶

読み方:カラスシジミ(karasushijimi)

シジミチョウ科チョウ


烏小灰蝶

読み方:カラスシジミ(karasushijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Strymonidia w-album


カラスシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 09:08 UTC 版)

カラスシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
: シジミチョウLycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: カラスシジミ属 Strymonidia
: カラスシジミ
S. w-album
学名
Strymonidia w-album
(Knoch, 1782)
和名
カラスシジミ
(鴉小灰蝶)
英名
The White Letter Hairstreak
亜種
  • S. w. fentoni
    (Butler, 1882)

カラスシジミ(鴉小灰蝶、Strymonidia w-album)は、シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に属するチョウの一つ。

概要

梅雨時から初夏にかけてのみ見られるミドリシジミの仲間。翅裏は一様に茶色で縦に白線が入り、後翅肛角には朱色の斑紋と、先端が白くなった黒の尾状突起がある。卵で越冬し、翌年孵化した幼虫はハルニレ・コブニレ・オヒョウ(ニレ科)、スモモ・ウメ(バラ科)を食って育つ。

ミヤマカラスシジミとよく似るが、本種はそれより翅の丸みが弱い。またミヤマはクロウメモドキを食べ、日本国外には分布しない。

成虫の発生時期、雄は夕刻に樹上を活発に飛び回る姿が見られる。

分布

食樹が北寄りに分布するため本種もやや北寄りに生息するが、中国山地四国九州の高地にもわずかに生息している。移動性が低く発生地をほとんど離れない。花によく集まる。

国外ではユーラシア大陸北部に生息。

参考文献

関連項目


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