カメラ・ルシダとは? わかりやすく解説

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カメラ・ルシダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 01:31 UTC 版)

カメラ・ルシダ英語:camera lucida、カメラ・ルシーダ、カメラ・ルキダとも)は、かつて画家素描スケッチを描く際の補助に使った光学装置。1806年ウィリアム・ハイド・ウォラストンが発明し特許を取得した。もっとも、実際にはカメラ・ルシダはヨハネス・ケプラーが著書『屈折光学』(Dioptrice, 1611年)で詳述した装置の再発明にほかならないといえるが、19世紀までにケプラーの記述は忘れられ、誰もウォラストンの発明に異議を唱えなかった。「カメラ・ルシダ」(ラテン語で「照らされた部屋」)という名前はウォラストンがつけたものである。(Edmund Hoppe, "Geschichte der Optik", Leipzig 1926 を参照)




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