カミアカリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 15:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動カミアカリ | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 突然変異種 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | カミアカリ |
開発 | 松下明弘 |
カミアカリは、日本のイネの品種名および銘柄名である。静岡県藤枝市松下明弘のコシヒカリ田で、1998年秋に発見された突然変異種の巨大胚芽米。名称は、稲の「カミ」様からと「アカリ」は松下明弘の名前から長坂潔曉[1](カミアカリドリーム勉強会代表)が命名。
概要
- コシヒカリの変異株から育成、早生、稈の長さは長、太さはやや細、耐倒伏性は弱[2]。カミアカリは巨大胚芽のため、玄米で食べる品種。2017年では、静岡県藤枝市の松下、福島県喜多方市熱塩加納町の菅井、茨城県大子町の大久保の3人に加え、新たに長野県伊那市長谷で、出口友洋が実験栽培を開始した。
経過
- 2005年 - 4月21日、登録出願日。
- 2007年 - 6月、カミアカリドリーム勉強会(代表 長坂潔曉)が発足。
- 2008年 - 3月6日、新品種として登録。
- 2011年 - カミアカリツーリズムを実施。
関連記事
脚注
- ^ “長坂 潔曉”. facebook. 2017年4月6日閲覧。
- ^ “登録品種データベース”. 農林水産省. 2017年4月6日閲覧。
- ^ “カミアカリドリーム”. ankome通信 米売る創る食べるコト。アンコメ安東米店. 2017年4月6日閲覧。
- ^ “田から食卓まで関わる人をつなげる勉強会 個性ある米に向き合う中で食文化を見いだす”. sasaeruchikara. 2017年4月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
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