カパ・ブランカ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 03:49 UTC 版)
「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の記事における「カパ・ブランカ島」の解説
度重なる密航者のせいで食糧不足に陥った先生の一行が立ち寄ったカパ・ブランカ島はスペイン領だけあって闘牛が盛んに行われているが、先生はイギリスで盛んなキツネ狩りと同様に闘牛を「野蛮な悪習」と断じて嫌悪しており、成り行きで闘牛の全面禁止を賭けて本職の闘牛士と対決することになってしまう。先生の名前"John Dolittle"はスペイン語に直訳すると"Juan Hagapoco"(ホアン・アガポコ)となり、島の子供からはこの呼び方で囃し立てられていた。 ドン・エンリケ・カルデナス(Don Enrique Cardenas) カパ・ブランカ島の港町・モンテベルデの有力者。先生が街中でスペインの闘牛は如何に野蛮な悪習であるかの持論を述べていた所に通りがかって口論となり、先生が本職の闘牛士と対決して勝ったら島内での闘牛を全面禁止するとの条件を受け入れる。その後、第三者を装ったバンポからの申し出を受けて個人的に3000ペセタを賭けさせられた。 ペピト・デ・マラガ(Pepito de Malaga) 島で一番人気の闘牛士。"de Malaga"は「マラガ出身」の意。先生と島内での闘牛全面禁止を賭けて対決するが、一度に5頭の牛を相手にさせられて怖じ気づき闘牛場から逃亡してしまう。この結果、闘牛の全面禁止が決定し先生の一行は場内に投げ込まれた多数の宝石とバンポがドン・エンリケから受け取った賭け金の3000ペセタを手にするが島民の多くは闘牛禁止に激怒して暴徒と化し、一行は物資の調達もそこそこに急いで出港せざるを得なかった。
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