カナダやオーストラリアでの製造品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:22 UTC 版)
「ステン短機関銃」の記事における「カナダやオーストラリアでの製造品」の解説
カナダやオーストラリアで製造されたものには独自に再設計されたものも存在する。 ステンMk.I(カナダ製) 本土のMk.Iと違い木製部品を使っておらず、外観はMk.IIに近い。 ロータリーマグ・ステン カナダで開発されたステンガン。マガジンハウジングの挿入方向が下方になっており、バレルカバー前部に木製の小型グリップを装備する。 オーステン(オーストラリア製) ステンMk.IIをベースに、MP40に似た方式のピストルグリップが機関部とマガジンハウジングの下に追加された。また、やはりMP40のものをコピーしたユニット式遊底と折りたたみストックとを備える。だが、オーストラリア軍では自国製のオーウェン短機関銃の方が人気があり、オーウェンを補完する脇役的存在だった(退役もオーステンの方が早かった)。 デンマーク・ステン・タイプ短機関銃 デンマークのレジスタンスがステンMk.IIをベースに開発した短機関銃。一部パーツはオリジナルと違うものだが、シルエットはステンMk.IIである。
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