カナダの主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 20:17 UTC 版)
英国(後年はカナダ)は灯台を保守管理し有効な支配を継続している。1970年代から1980年代まで、カナダ沿岸警備隊の灯台守は家族と一緒にこの島に居住し、グランドマナンやセントジョンから海路を経由して補給を受けていた。近年はマキアスシール島鳥類保護区(野生動物と海鳥のサンクチュアリ)としてカナダ野生生物局により管轄されている。カナダ市民はマキアスシール島を所有したり領有権主張をすることはできず、カナダはこの島が連邦政府の所有地だと判断している。この島はずっと連邦と州の選挙区にも組み入れられており、カナダ騎馬警官隊が警備を受け持ち、周囲の海は漁業海洋局が管轄している。20世紀には、保護区であるため採掘は不可能であるにもかかわらず、カナダ人居住者が主権の行使としてこの島の鉱物採掘権を主張したことがある。
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