カトリック教会、聖公会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 14:36 UTC 版)
カトリック教会では、一般的に1月6日に祝われる固定祭日であるが、現在の日本や米国などでは平日に信徒が教会に集まりにくいという社会事情にあわせて、1月2日から8日までの主日(日曜日)を「公現の主日」として祝っている。1970年代までのカトリック教会および1976年までの聖公会では、1月6日の公現祭(顕現日)から8日間の荘厳な祝いを行う習慣があった。1970年代以降もカトリック教会のある地域では公現祭の祝いを伝統にあわせてこの期間に行っている。 カトリック教会では公現祭のあとの最初の主日に「イエスの洗礼」を祝い、これをもって降誕節の終わりとしている。ただ日本やアメリカなど公現祭が移動祭日(主日に移動)になっている国で公現祭が1月7日あるいは8日に動くときには、その翌日の月曜日を「主の洗礼」また降誕節最終日とする。 聖公会では、顕現日前日までが降誕節、顕現日から「顕現節」とし、「顕現主日」といった移動祭日にはせず、顕現後第一主日を「主イエス洗礼の日」とする。
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