オンボード化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 01:26 UTC 版)
マザーボード上にI/O機能を実装するにあたって、CPUが変わるとバスも変わる故設計に多額の投資をしなくてはならず、インターフェースチップメーカー、マザーボードメーカー、またPCメーカーは統一したインターフェースを求めた。本来、ビデオカードやI/Oをマザーボード上に配置し、アクセスする為の厳密な意味でのPCIローカルバスは規格策定を進めるにつれ拡張カードスロットとして実装する性格のものとなった(PCIは初期の頃PCIローカルバスと呼ばれていたが拡張バスとして使われる間に単にPCIバスと呼ばれるようになった)。I/O制御チップメーカーは予めバス仕様を知っていたので、PCIバスが登場するやいなや直ちにPCIバス用スーパーI/Oカードを提供した。しかしそれはもはや時代遅れの物であり、全てのI/Oをマザーボード上に搭載するオールインワン設計の製品に置き換わった。
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