RING (アーケードゲーム基板)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/16 00:13 UTC 版)
RING(リング)は、セガが2009年2月に次世代業務用汎用CG基板として発表したアーケードゲーム用のシステム基板シリーズ。LINDBERGHシリーズ[1]の後継機。ミドルレンジモデルのRINGEDGE(-エッジ)、ローエンドモデルのRINGWIDE(-ワイド)、そしてハイエンドモデルのRINGEDGE2(-エッジ2)の3モデルがラインナップされている。
- ^ Linuxベースのオリジナルモデルに当たるLINDBERGH(YELLOW)、同じくLinuxベースのローエンドモデルに当たるLINDBERGH REDとその上位版に当たるLINDBERGH RED EX、そしてWindowsベースのLINDBERGH BLUE
- ^ 但し稀なケースではあるが、アストロシティやブラストシティ、ネットシティ、MJ2非ワイド筐体等のブラウン管を使用した筐体に基板を接続・搭載した場合は、電源投入直後はこれらの表示が省略されているか途中から始まる場合がある。これはブラウン管の特性にあり、長期間使用され続けてきたブラウン管では完全に表示されるまでに時間を要するためである。
- ^ ゲームロードの手順は、まずOS起動直後のイニシャライズ(初期化)から始まり、ゲームイメージのマウント・ベリファイ、付随するアプリケーションの立ち上げを経てゲームプログラムが起動。その後ゲームプログラム内での各種システムチェックを経て、エラーが無ければ英文による「このゲームは日本国内専用です」という内容の警告文こと権利表記が表示される。そしてアドバタイズ画面が表示された時点でゲームの起動が完了し、プレイすることが出来るようになる。
- ^ 「CODE OF JOKER」機「起動しない/画面が消える」不具合発生時のお願いセガ・ロジスティクスサービス 2013年12月
- ^ 弊社製品保守対応の終了についてセガ・インタラクティブ、セガ・ロジスティクスサービス 2016年11月
- ^ 弊社製品保守対応の終了についてセガ・インタラクティブ、セガ・ロジスティクスサービス 2017年4月
- ^ 弊社製品保守対応の終了についてセガ・インタラクティブ、セガ・ロジスティクスサービス 2019年5月
- ^ 弊社製品保守対応の終了についてセガ、セガ・ロジスティクスサービス 2020年7月
- ^ CoreマイクロアーキテクチャMeromファミリのAllendale-1M(アレンデール)を採用
- ^ フルサイズPCI 1スロット占有
- ^ LINDBERGHシリーズは後付けされていたが、RINGシリーズはカスタムマザーならではのカスタマイズ性を活かし標準装備となった
- ^ CoreマイクロアーキテクチャMeromファミリのConroe-L(コンローエル)を採用
- ^ カスタムマザーならではのカスタマイズ性を活かし、オンボード化されている。これを自作PCで例えるなら、ロープロファイルサイズのビデオボードを延長コネクタ或いはアダプタを介して接続し、横向きに配置。更にD-Sub15pinをシリアルコネクタ側に延長していると考えると分かりやすい。
- ^ SYSTEM 16 THE ARCADE MUSEUMより、スペック情報を一部引用
- ^ NehalemマイクロアーキテクチャWestmereファミリーのClarkdale(クラークデール)を採用
- ^ 上位のCPUが採用されたことに伴い、メインメモリも上位の規格が採用された。
- ^ フルサイズPCI 2スロット占有
- 1 RING (アーケードゲーム基板)とは
- 2 RING (アーケードゲーム基板)の概要
- 3 対応ゲーム
- 4 後継汎用基板
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