オルデシア王家
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アウグスト・レイ・オルデシア オルデシア帝国皇帝で、フィアナたちの父親。 13巻では帝都〈オストダキア〉で開催される〈諸国会議〉に列席している。皇帝暗殺未遂事件で、〈冥府の伯爵〉の影が放った瘴気を浴びて、生死の境を彷徨っていたが一命を取り留めた。最終決戦後、体調が良くなっている模様。 アルネウス・レイ・オルデシア オルデシア帝国の王子で、フィアナの二つ年上の兄。 帝国の第一位の王位継承者で序列的には次期皇帝ではあるが、フィアナによると幼い頃から粗暴かつ残忍な性格で、帝国の誰からも次期皇帝の器ではないと思われている。 妹のフィアナを「役立たずの精霊姫」と呼び、フィアナからも上述の性格から蔑まれており兄妹の関係は最悪。また、帝国議会がフィアナを王位継承者候補として担ぎ出そうとしていることに苛立ちを感じており、〈諸国会議〉に列席する彼女の前に現れて難癖をつけたが、フィアナの護衛に就いていたデュネイの眼光に怯んで引き下がった。実は聖国と共謀関係にあり、皇帝暗殺未遂事件を利用してフィアナと反アルネウス派貴族を投獄するが、ミレニアからは「無能皇帝」と見下されており実際には聖国に利用されている。 そして、次第に求心力を失って遂にフィアナ率いる反乱軍に帝都に侵攻され、ミレニアにも見捨てられて最終的に降伏した。 リネア オルデシア帝国第一王女で、フィアナの姉。かつてのフィアナと同じく、〈神儀院〉に入っている。かつて精霊契約の力を失っていたフィアナを、ことさらに軽蔑していた。 フィアナ・レイ・オルデシア 詳細は「#フィアナ・レイ・オルデシア」を参照
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