オラン・アスリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/21 10:20 UTC 版)
オラン・アスリ (Orang Asli) は、マレー半島の先住少数民族の総称である。18の民族からなり、17の民族はマレーシア(約9万人)に、ひとつの民族はインドネシアに主な居住地区を持ち、身分制による階級社会が残存している。最近の遺伝子研究では、彼らは44,000年前から63,000年前にアフリカからやってきた最初の移民の子孫であるということが確認されている[1]。オラン・アスリは1966年にマレーシア政府によって公認された[2]。「オラン」はマレー語で「人」、「アスリ」は「本来の、元来の」を意味する語である。
- ^ Alan G. Fix (2015). Kirk Endicott. ed. 'Do They Represent a "Relict Population" Surviving from the Initial Dispersal of Modern Humans from Africa?' from Malaysia's "Original People". NUS Press. pp. 101–122. ISBN 978-99-716-9861-4
- ^ a b 信田敏宏 綾部恒雄(監)「オラン・アスリ」『ファーストピープルズの現在:東南アジア』<世界の先住民族> 明石書店 2005 ISBN 475032082X pp.292-294.
- 1 オラン・アスリとは
- 2 オラン・アスリの概要
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