オオミノガヤドリバエによる寄生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 10:05 UTC 版)
「ミノムシ」の記事における「オオミノガヤドリバエによる寄生」の解説
オオミノガを初めとして、日本ではミノムシは広く見られる一般的な昆虫であったが、1990年代後半からオオミノガは激減している。原因は、オオミノガにのみ寄生する外来種のヤドリバエ科のオオミノガヤドリバエ (Nealsomyia rufella) である。 オオミノガヤドリバエは、主にオオミノガの終令幼虫を見つけると、摂食中の葉に産卵し、卵は葉と共に摂食される。口器で破壊されなかった卵はオオミノガの消化器に達し、体内で孵化する。 なお、オオミノガヤドリバエに寄生する寄生蜂(キアシブトコバチ (Brachymeria obscurata) など)が存在する。 ウィキスピーシーズには、オオミノガに関する情報があります。
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