オオミズネズミとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 哺乳類 > ネズミ > オオミズネズミの意味・解説 

オオミズネズミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/13 06:31 UTC 版)

オオミズネズミ
保全状況評価
LOWER RISK - Least Concern (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目 Rodentia
: ネズミ科 Muridae
: ミズネズミ属 Hydromys
: オオミズネズミ H. chrysogaster
学名
Hydromys chrysogaster E.Geoffroy, 1804
和名
オオミズネズミ
英名
Australian Water Rat
Beaver-Rat
Golden-Bellied Water Rat

オオミズネズミ(大水鼠、学名: Hydromys chrysogaster)は、 ネズミ目(齧歯目) ネズミ科に属する、水棲生活に適応した大型のネズミ類の1種である。

生息地

ニューギニアからオーストラリア東部、タスマニアに棲息。オーストラリアでは保護の対象である。

形態

頭胴長29~39cm、尾長23~35cm、体重0.65~1.25kg に達する。幅が広く水かきの発達した後脚、灰色がかった褐色の毛皮、豊かな頬ヒゲ、先端が白い太く黒味がかった尾を持つ。 は普通のネズミに比べ、体の割に小さめ。

生態

住環境として常に水が豊富にある地域を必要とし、 それも完全に手付かずの環境より、ある程度人間の手が入った環境を特に好む。

巧みに泳ぐ事が出来、その様子から時折カモノハシと誤認される事がある。

食性は肉食。主に淡水性の巻貝や小魚、時にカエルカメ水鳥ハツカネズミコウモリ捕食する。 カラスガイなどは捕まえた後、陽だまりの岩の上に置いて、太陽光による熱射で殻が開き、中身が取り出しやすくなるのを待つ習性がある。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オオミズネズミ」の関連用語

オオミズネズミのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オオミズネズミのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオオミズネズミ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS