エ810形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 00:36 UTC 版)
「国鉄キハニ5000形気動車」の記事における「エ810形」の解説
1953年(昭和28年)4月8日、総裁達225号による称号規定の変更により、ヤ5010形は客車(事業用客車)より貨車(事業用貨車救援車)に種別変更され、当時残存していた2両(ヤ5010, ヤ5012)がエ810形(エ810, エ811)となった。 その常備駅は、エ810が静岡鉄道管理局沼津駅、エ811は札幌鉄道管理局長万部駅であった。 エ810が1955年(昭和30年)12月7日名古屋工場、エ811は1960年(昭和35年)12月6日苗穂工場にてそれぞれ廃車となり形式消滅した。 その後、エ811(最終配置室蘭客貨車区)が廃車後、倉庫となっていたものを1980年(昭和55年)に原番号であるキハニ5005として復元され、苗穂工場で保存されている。 現車は赤帯入り、車番がキハニ5005、所属標記が名カキ(大垣機関区)、行先標が仙台 - 塩釜となっている。
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