エール・ジブチとは? わかりやすく解説

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エール・ジブチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/20 02:34 UTC 版)

エール・ジブチ
Air Djibouti
IATA
DY
ICAO
DJU
コールサイン
AIR DJIB
設立 1963年(初代)
2015年(二代目)
ハブ空港 ジブチ国際空港
保有機材数 1機
就航地 3都市
本拠地 ジブチジブチ市
代表者 Aboubaker Omar Hadi(会長)
外部リンク http://air-djibouti.com/
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エール・ジブチフランス語: Air Djibouti)はジブチジブチ市に本拠地を置く航空会社である。ここでは初代と二代目について説明する。

沿革

初代

1963年4月に設立され、翌年の1964年4月よりブリストル フレイターデ・ハビランド DH.89 ドラゴン・ラピードビーチクラフト モデル 18によって定期便の運航を開始した。1970年エールフランスの子会社であったエール・ソマリに経営権が移り、1972年には両社は合併した。

1974年4月には、ジブチから国外はアディスアベバアデンアスマラモガディシュサナアタイズ、ジブチ国内ではタジュラオボックに就航し[1]、周辺諸国と国内を中心にネットワークを展開していた。また同月にはダグラス DC-6を導入しナイロビへの貨物便やヨーロッパ方面へのチャーター便も就航した。

1977年のフランスからの独立後は、同国のフラッグ・キャリアとして、ボーイング727ボーイング737といったジェット機を導入したり、ローマパリへの就航を果たした。

しかし、経営難により2002年に全便の運航が停止し、以来ジブチからはフラッグキャリアが消滅した状態となった。

二代目

2015年5月アイアン・メイデンのボーカルで知られるブルース・ディッキンソンがエール・ジブチの設立を支援するための覚書にサインした[2]。同氏が運営する航空関連会社であるカーディフ・アビエーションが技術・運営面の支援を行う形で復活することになった。

2016年8月ボーイング737-400ジブチアディスアベバディレダワ線を就航させた[3]。また、同年の10月中旬にはBAe 146を導入し、12月にはボーイング767-200ERを導入した上でロンドンに就航する計画である[4]

就航都市

2016年9月現在[5]

アフリカ

機材

運用中

2016年8月現在[7]

導入予定

過去の機材

初代

出典・脚注

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  1. ^ Air Djibouti - airline timetable images(2016年9月20日閲覧)
  2. ^ ヘビーメタルバンドの“顔”が小国ジブチに投資する理由 - クーリエ・ジャポン(2016年9月20日閲覧)
  3. ^ Air Djibouti schedules Ethiopia service from mid-August 2016 Airline Route(2016年9月20日閲覧)
  4. ^ a b Cardiff Aviation's Dickinson Sees Air Djibouti Potential - Bloomberg.com(2016年9月20日閲覧)
  5. ^ Destinations - Air Djibouti(2016年9月20日閲覧)
  6. ^ Nouvelles Destinations disponibles à partir du 10 Octobre avec instgram.com(2016年9月20日閲覧)
  7. ^ Air Djibouti Fleet Details and History

外部リンク




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