エルバ
1955年にイギリスで誕生したレーシングカー・コンストラクター。設計者フランク・ニコルズ(1921~1997年7月5日)がエルバの名を冠した最初のマシンは、レーシング・スポーツのエルバMk1。その時代の例に漏れず、多鋼管スペースフレームにフォード10用の1172ccエンジンをチューニングして搭載。パートナーのマック・ウィッツと燃焼室設計の第一人者ハリー・ウェスレークが手がけたエンジンはオリジナルのサイドバルブ方式からOHVヘッドを新製して戦闘力を高めた。サスペンション改良型のMk1B、さらにMk2では身体障害を乗り越えたドライバーとして有名なアーチー・スコット-ブラウンがレースで活躍。Mk4で生産規模を拡大し、ベストセラーともいえる量産スポーツカーのクーリエを発売。59年にはミッドシップのFJ、Mk5をリリース。だが、エルバの成功は1~2LクラスのレーシングスポーツMk6、8に広範なエンジンの選択ができるようにしたことだ。なかでもBMWのワークスサポートを受けたトニー・ランフランチは英国内レースで好成績を収めた。65年にはブルース・マクラーレンがトラコ・チューンのオールズモビルV8を搭載したCan-Am用のグループ7マシン、マクラーレン・エルバを企画。だが、エルバは65年を最後に幕を降ろした。
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