エマニュエル・ウンガロとは? わかりやすく解説

エマニュエル・ウンガロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 22:24 UTC 版)

Emanuel Ungaro
エマニュエル・ウンガロ

Emanuel Ungaro (2009)
生年月日 (1933-02-13) 1933年2月13日
没年月日 (2019-12-21) 2019年12月21日(86歳没)
出身地 フランス ブーシュ=デュ=ローヌ県エクス=アン=プロヴァンス
職業 ファッションデザイナー

エマニュエル・ウンガロ(Emanuel Ungaro 発音例, 1933年2月13日 - 2019年12月21日)は、フランス生まれのファッションデザイナー。また、自身が設立したファッションブランドで、現在はサルヴァトーレ・フェラガモ傘下にある。

華やかで大胆な色使いを特色とし、「色彩の魔術師」と呼ばれた。

略歴

日本での展開

1973年髙島屋はウンガロと提携し、「色と色に恋をさせる色彩のウンガロ」をキャッチフレーズに同年秋には、各店にウンガロ・コーナーが開設された[4]。契約により、毎年パリから70パターンが送られ、それに基づき髙島屋が縫製し、髙島屋が独占販売を行った[5]。このウンガロの導入により、従来のカルダンと並んで、フランスを代表するファッションブランドが髙島屋に顔を揃えることになった[5]

ウンガロとの提携商品は婦人服ファッションだけではなく、続いてウンガロ・オリジナルのトータル寝具をニューファミリーを対象に発表[5]。さらに1976年には婦人水着、秋にはウンガロ・トータル寝具「ジョアンナ」が寝装品のベターゾーンとして誕生した[5]。このあと1979年秋には、きものとメンズファッションが発表されるなど、ウンガロとの提携商品は髙島屋のオリジナル・トータルファション商品としてそのアイテムが拡大されていった[5]

衣装デザイン

脚注

  1. ^ a b c エマニュエル・ウンガロ氏死去 ファッションデザイナー”. 朝日新聞デジタル (2019年12月23日). 2019年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月13日閲覧。
  2. ^ a b 服飾デザイナー、ウンガロ氏死去 自らの名前冠したブランドで名声”. 共同通信社 (2019年12月23日). 2019年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月13日閲覧。
  3. ^ 仏デザイナーのエマニュエル・ウンガロ氏が死去 86歳”. REUTERS (2019年12月23日). 2025年2月13日閲覧。
  4. ^ 高島屋150年史 1982, p. 263 - 264.
  5. ^ a b c d e 高島屋150年史 1982, p. 264.

参考文献

  • 高島屋150年史編纂委員会編『高島屋150年史』高島屋、1982年3月。 
  • テリー エイギンス、翻訳 安原和見『ファッションデザイナー 食うか食われるか』文春文庫、2000年8月。ISBN 978-4167309961

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