エチオピア政府軍とティグレ人民解放戦線の戦闘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 00:20 UTC 版)
「アムハラ州」の記事における「エチオピア政府軍とティグレ人民解放戦線の戦闘」の解説
2020年11月4日、ティグレ州で州与党ティグレ人民解放戦線(TPLF)と連邦政府が交戦状態に陥ると、アムハラ州は予てより領有権を主張していたウェルカイト地方およびラヤ地方へ治安部隊を投入し、連邦軍と共に当地からTPLFを駆逐した。アムハラ州はウェルカイト地方とラヤ地方に役員を派遣し、占領地の実効支配を開始した。州は独自で占領地に県の創設を宣言し、連邦政府へ併合の承認を要求している。アビィ・アハメド首相は、連邦議会から併合が承認されるまで占領地の「暫定統治」を認めた。一方占領地ではティグレ人住民の迫害が行われ、「民族浄化」として問題となっている。 2021年、TPLFが勢力を回復するとティグレ州の大半を奪還。エチオピア政府軍を追ってアムハラ州へ移動し、同年8月にはラリベラを占領した。同年10月時点でも州内において、激しい戦闘が続いている。 「ティグレ紛争」も参照
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