エグゼクティブ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 14:04 UTC 版)
「ミッチ・カプチャック」の記事における「エグゼクティブ時代」の解説
現役引退後、カプチャックはレイカーズのフロントに入り、当時ゼネラルマネージャーを務めていたジェリー・ウェストのもとで働いた。1987年にはUCLA経営大学院でMBAを取得した。2000年、ウェストの退任に伴ってレイカーズのゼネラルマネージャーに就任した。 当時シャキール・オニールとコービー・ブライアントを擁していたレイカーズは2002年に3連覇を達成した。しかし翌シーズンに優勝を逃したため、カプチャックはカール・マローンとゲイリー・ペイトンを獲得する大型トレードを敢行したが、2004年ファイナルでデトロイト・ピストンズに敗れた。その後はオニールの退団や効果が見込めないトレードの繰り返しなどでチーム状況を悪化させ、エースのブライアントからは激しい批判を受けた。 しかし2007-08シーズン途中でパウ・ガソルの獲得に成功したレイカーズは4年ぶりのファイナル進出を果たし(ボストン・セルティックスに敗退)、カプチャックに対するブライアントやファンの評価は一転して高くなった。そしてレイカーズは翌2008-09シーズンに7年ぶりのリーグチャンピオンに輝き、翌年2連覇を達成した。その後、2011年にヘッドコーチのフィル・ジャクソンが退任して以降、チーム成績は後退の一途を辿った。カプチャックはスティーブ・ナッシュらベテランスターと契約を結ぶなどして対処に務めたが、2014年には9年ぶりとなるプレーオフ不出場に終った。2017年、カプチャックはゼネラルマネージャーを解任された。 2018年、カプチャックはシャーロット・ホーネッツのバスケットボール運営部長兼ゼネラルマネージャーに就任した。
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