ウラジーミル・チェルナヴィンとは? わかりやすく解説

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ウラジーミル・チェルナヴィン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/29 10:15 UTC 版)

ウラジーミル・ニコラエヴィチ・チェルナヴィンВладимир Николаевич Чернавин, Vladimir Nikolayevich Chernavin, 1928年4月22日 - 2023年3月18日)は、ソビエト連邦提督ソビエト海軍総司令官、海軍元帥(1983年)。ソ連邦英雄

ウラジミール・チェルナヴィン

経歴

ウクライナニコラエフ市に生まれる。1944年、バキン訓練海軍学校の生徒となる。その後、ウリヤノフスク機械専門学校で学ぶ。1949年からソ連共産党員。

1947年からソ連海軍。1951年、M.V.フルンゼ名称レニングラード高等海軍学校を卒業。北方艦隊のディーゼル潜水艦航海士、先任副艦長として勤務。1956年からディーゼル潜水艦(プロジェクト613)、後に原子力潜水艦の艦長。

1962年、原子力潜水艦「K-21」(プロジェクト627)の艦長となり、ソ連で初めて北極海の氷面下を50日間航行した。

1965年、海軍アカデミー、1969年、ソ連軍参謀本部軍事アカデミーを卒業。

1969年2月、サイダ湾において北方艦隊第19潜水艦師団の編成が始まると、その初代師団長となる。

1972年~1973年8月、北方艦隊第3潜水艦小艦隊(ムルマンスク州ガジェーヴォ)の参謀長、1973年8月~1974年9月、司令官。

1974年、北方艦隊参謀長、1977年7月、司令官。1981年2月、ソ連邦英雄称号、レーニン勲章。金星メダルを授与。

1981年12月、ソ連海軍参謀総長に任命。1983年11月、ソ連最高会議幹部会令により海軍元帥に昇進し、同幹部会特別感状を授与された。

1985年11月29日、海軍総司令官/国防次官に任命。1986年からソ連共産党中央委員会委員(1981年から委員候補)。第10期、第11期ソ連最高会議代議員に選出。

ソ連崩壊から1992年8月まで独立国家共同体(CIS)統合軍海軍総司令官。1994年4月に退役し、ロシア国立海洋歴史・文化センター長となる。

2023年3月18日、病院にて深夜1時半頃に死去[1]。94歳没。

人物

  • モスクワ市在住。1992年1月からロシア連邦海軍潜水艦水兵連盟総裁。2002年から安全保障・国防・法秩序アカデミーの会員、教授。
  • レーニン勲章2個、十月革命勲章、赤旗勲章、赤星勲章を受章。2003年、ピョートル大帝賞を授与された。

脚注

参考文献

先代
セルゲイ・ゴルシコフ
ソ連海軍総司令官
1985年 - 1990年
次代
(ソ連邦崩壊)
先代
-
CIS統合軍海軍総司令官
1990年 - 1992年
次代
フェリックス・グロモフ

ウラジーミル・チェルナヴィン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:02 UTC 版)

未確認飛行物体」の記事における「ウラジーミル・チェルナヴィン」の解説

ソビエト連邦海軍総司令官でありソ連邦英雄2009年行われたインタビューで、ソ連海軍には海面上で不可解な物体遭遇した多数事例があることや、専門分析部門がそれらを分析していたことなどを明かした。チェルナヴィンが明かした情報中には元海軍のVladimir AzhazhaによるUFO統計情報があり、それによればUFOとの遭遇事例の5%は海に、15%は湖に関連していた。また、ロシア潜水艦追跡した正体不明6つ物体が、海中から飛び出し空中飛び去った事件存在することなどを明かした

※この「ウラジーミル・チェルナヴィン」の解説は、「未確認飛行物体」の解説の一部です。
「ウラジーミル・チェルナヴィン」を含む「未確認飛行物体」の記事については、「未確認飛行物体」の概要を参照ください。

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