ウラキンシジミとは? わかりやすく解説

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ウラキンシジミ

和名:ウラキンシジミ
学名Coreana stygiana
    チョウ目シジミチョウ科
分布北海道本州四国九州
 
写真(上):ウラキンシジミ雌
写真(下):ウラキンシジミ雌裏
説明
主に冷温帯落葉樹林生息する食樹コバノトネリコトネリコなどのモクセイ科トネリコ属。卵で越冬する成虫は年1回,6〜7月出現し,主に夕刻活動するノリウツギクリなどをよく訪花する。卵は,樹皮割れ目折れたあとの空洞などに数卵ずつ産まれる
ウラキンシジミ雌

ウラキンシジミ雌裏


裏金小灰蝶

読み方:ウラキンシジミ(urakinshijimi)

シジミチョウ科昆虫

学名 Coreana ibara


ウラキンシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/27 06:45 UTC 版)

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ウラキンシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: ウラキンシジミ属 Ussuriana
: ウラキンシジミ
学名
Ussuriana stygiana
和名
ウラキンシジミ
(裏金小灰蝶)

ウラキンシジミ(裏金小灰蝶、Ussuriana stygiana)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。

概要

日本特産種で、北海道、本州、四国・九州の一部に分布。一部の自治体では準絶滅危惧種などに指定されている。

食樹はトネリコ・コバノトネリコ(モクセイ科)。卵で越冬する。翅裏が金色であるため「ウラキン」と名づけられたが、地域差による明暗の変異が大きい。裏面は通常オスのほうが暗く、メスの方が明るい。

幼虫は蛹化前に食草の葉を噛み切り(正確には糸を張った状態で先に葉柄を噛み切り、最後に糸を切る)、パラシュート代わりにして地面に落下、萎れて柔らかくなった葉を摂食した後に蛹化する。

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、ウラキンシジミに関するカテゴリがあります。




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