ウスギヌ Tsengia lancifolia (Okamura) Masuda et Guiry
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からだは膜状で被針形。分枝はみられないが,裂片が生長し葉状にまでなることがある。縁辺は全縁でゆるく波打つ。先端と基部に向かって細くなり,基部付近ではごく短い茎状となる。細胞層は皮層に叉状に分岐した細胞列がゆるく並び,表面に近い細胞ほど小さくなる。髄層は糸状細胞がゆるく存在する。手触りは粘質に富み,非常につるつるしており柔らかい。生体は濃紅色~紅色。押し葉標本は台紙によくつく。
似たものでツルツルがあるが,ツルツルより柔らかく滑らか。また,切片を確認することで判断できる。
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