ウジョウシダレとは? わかりやすく解説

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雨情枝垂

雨情枝垂 雨情枝垂(ウジョウシダレ)
Prunus pendula ‘Ujou-shidare’

花は中輪、八重咲き淡紅色開花期4月中旬
詩人野口雨情居住した栃木県宇都宮市邸内にあるで、情を記念して名付けられました。八重紅枝垂より大きな花を咲かせますが、余り大木にはなりません。


ウジョウシダレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 22:02 UTC 版)

ウジョウシダレ
日本花の会 結城農場にて
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Cerasus もしくは
スモモ属サクラ亜属 Prunus subg.
学名
Cerasus x subhirtella 'Ujou-shidare' Kubota
和名
雨情枝垂(ウジョウシダレ)

ウジョウシダレ雨情枝垂、学名:Cerasus x subhirtella 'Ujou-shidare' Kubota[1]、シノニム:Cerasus spachiana ‘Ujou-shidare’[2])は、バラ科サクラ属栽培品種サクラで、広義のシダレザクラかつヤエザクラで、エドヒガン系の中のコヒガン系の、エドヒガンマメザクラの交雑種[3]栃木県宇都宮市鶴田町にある詩人の野口雨情邸(野口雨情旧居)にヤエベニシダレと共に植えられていたサクラが発祥で、雨情から命名された[2]

樹形は枝垂れ状で、樹高は亜高木、花弁は八重咲きで淡紅色の中輪の花をつける。東京での花期は4月中旬。花が平らに開き、がく筒も皿形に広がり、子房がやや露出することが多い点が特徴である[2]

脚注

  1. ^ ‘雨情枝垂’ 多摩森林科学園 サクラデータベース
  2. ^ a b c 雨情枝垂 日本花の会 桜図鑑
  3. ^ Origins of Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) cultivars revealed using nuclear SSR markers”. Shuri Kato, Asako Matsumoto, Kensuke Yoshimura, Toshio Katsuki etc.. 2021年2月27日閲覧。


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