ウィンドウモードと全画面モード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 14:55 UTC 版)
「Win32コンソール」の記事における「ウィンドウモードと全画面モード」の解説
Win32コンソールアプリケーションは2つのモードで動作する。 1つはウィンドウの中にテキストを表示するもので、オペレーティングシステムのフォントレンダリングを使用する。このモードでは、アプリケーションとユーザーとの仲介はウィンドウシステムによって制御される。これはXtermといったX Window Systemアプリケーションに類似している。 全画面モードWin32コンソールはハードウェアテキストモードで、ビデオカードのラスターフォントで描画を行う。これはテキストシステムコンソールに類似する。全画面モードではいかなるグラフィックドライバーがインストールされていても、Windows標準のVGAドライバーを使用する。そのため、VGA互換テキストモードしかサポートせず、最大表示文字数は英語モードの場合で80字×28行に制限されている。この点は、Linuxなどの他のオペレーティングシステムではドライバー次第でより高解像度なコンソールを表示できることとは対照的である。このモードはWindows VistaでWDDMがVGAモードをサポートしなくなったことにより廃止された。
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