e文書法
別名:民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律,電子文書法
e文書法とは、企業において商法上あるいは税法上、作成と保存が義務付けられている各種文書を、デジタルデータとして保存することを認める法律の通称である。
従来、財務関係、税務関係の帳票等の多くは紙媒体の書類として保存される必要があった。e文書法は、既存書類をスキャンして電子化したものだけでなく、最初からデータとして作成されたものに対しても、法的能力が認められた。e文書法の施行により、大量の文書を保管するためのコストを大幅に削減することができるようになった。
e文書法は、通則法と整備法から成る。通則法は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」といい、整備法は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」という。e文書法は、2004年11月に制定され、2005年4月に施行された。
参照リンク
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 - (首相官邸)
関係法令: | 違法ダウンロード刑事罰化 インターネット端末利用営業の規制に関する条例 ウイルス作成罪 e文書法 GDPR パソコン減税 パソコンリサイクル法 |
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