インダクタンスの公式とは? わかりやすく解説

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インダクタンスの公式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 14:10 UTC 版)

インダクタ」の記事における「インダクタンスの公式」の解説

次の表は、様々な単純化し形状インダクタについてインダクタンス近似的に求める公式である。 構造式摘要線条コンダクタ直線状、あるいは曲率小さ円弧状の導線L = l ( ln ⁡ 4 l d − 1 ) ⋅ 200 × 10 − 9 {\displaystyle L=l\left(\ln {\frac {4l}{d}}-1\right)\cdot 200\times 10^{-9}} L = インダクタンス (H) l = 導線長さ (m) d = 導線直径 (m) L = 0.002 l ( 2.303 log 10 ⁡ 4 l / d − 1 + μ / 4 ) {\displaystyle L=0.002l\left(2.303\log _{10}4l/d-1+\mu /4\right)} L = インダクタンス (µH) l = 導線長さ (cm) d = 導線直径 (cm) μ = 周囲透磁率 L = 5.08 ⋅ l ( ln ⁡ 4 l d − 1 ) {\displaystyle L=5.08\cdot l\left(\ln {\frac {4l}{d}}-1\right)} L = インダクタンス (nH) l = 導線長さ (in) d = 導線直径 (in) 1回巻きコイル L = 4 π R ( 2.303 log 1016 R / d − a ) × 10 − 3 {\displaystyle L=4\pi R\left(2.303\log _{10}16R/d-a\right)\times 10^{-3}} L = インダクタンス (µH) d = 導線直径 (cm) R = コイル半径 (cm) d = 導線直径 (cm) a = 定数高周波では2.00円筒単層コイル L = μ 0 K N 2 A l {\displaystyle L={\frac {\mu _{0}KN^{2}A}{l}}} L = インダクタンス (H) μ0 = 自由空間透磁率 = 4 π {\displaystyle \pi } × 10−7 H/m K = 長岡係数 N = 巻き数 A = コイル断面積 (m2) l = コイル軸方向長さ (m) 短い円筒単層コイル L = r 2 N 2 9 r + 10 l {\displaystyle L={\frac {r^{2}N^{2}}{9r+10l}}} L = インダクタンス (µH) r = コイル外径 (in) l = コイル長さ (in) N = 巻き数 多層空コイル L = 0.8 r 2 N 2 6 r + 9 l + 10 d {\displaystyle L={\frac {0.8r^{2}N^{2}}{6r+9l+10d}}} L = インダクタンス (µH) r = コイル平均半径 (in) l = コイル長さ (in) N = 巻き数 d = コイル厚さ外径内径の差) (in) 平坦な多層コイル蚊取り線香状の巻き方L = r 2 N 2 ( 2 r + 2.8 d ) × 10 5 {\displaystyle L={\frac {r^{2}N^{2}}{(2r+2.8d)\times 10^{5}}}} L = インダクタンス (H) r = コイル平均半径 (m) N = 巻き数 d = コイル厚さ外径内径の差) (m) L = r 2 N 2 8 r + 11 d {\displaystyle L={\frac {r^{2}N^{2}}{8r+11d}}} L = インダクタンス (µH) r = コイル平均半径 (in) N = 巻き数 d = コイル厚さ外径内径の差) (in) トロイダルコア L = μ 0 μ r N 2 r 2 D {\displaystyle L=\mu _{0}\mu _{r}{\frac {N^{2}r^{2}}{D}}} L = インダクタンス (H) μ0 = 自由空間透磁率 = 4 π {\displaystyle \pi } × 10−7 H/m μr = コア素材比透磁率 N = 巻き数 r = コイル自体半径 (m) D = トロイダル全体直径 (m) 巻数大きなコイルインダクタンスはさらに複雑な式になるため、実測によりインダクタンス求めることが多い。

※この「インダクタンスの公式」の解説は、「インダクタ」の解説の一部です。
「インダクタンスの公式」を含む「インダクタ」の記事については、「インダクタ」の概要を参照ください。

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