イトユウとは? わかりやすく解説

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いと‐ゆう〔‐ゆふ〕【糸遊】

読み方:いとゆう

陽炎(かげろう)。《 春》「—に結びつきたる煙かな/芭蕉

糸遊結び」の略。

「—などの末濃の御几帳」〈栄花音楽

[補説] (1)語源未詳で、歴史的仮名遣いを「いとゆふ」とするのは、平安時代以来慣用(2)「糸遊」は和語「いとゆふ」が陽炎の意の漢語遊糸(ゆうし)」の影響受けてできた表記(3)晩秋晴天の日にクモが糸を吐きながら空中飛び、その糸が光に屈折してゆらゆら光って見え現象原義で、漢詩にいう遊糸もそれであるという。


糸遊

読み方:イトユウ(itoyuu)

うららかな春の日に、野原に立ちのぼる気のこと

季節

分類 天文


糸遊

読み方:イトユウ(itoyuu)

作者 泉鏡花

初出 明治45年

ジャンル 小説



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