イスラーム武装勢力の再支配
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:49 UTC 版)
「ラス・カンボニ」の記事における「イスラーム武装勢力の再支配」の解説
ソマリア暫定連邦政府は、ソマリア南部の支配を維持することができなかった。2007年、イスラム法廷会議の旧幹部の一人、ハッサン・トゥルキーは、イスラーム武装勢力ラス・カンボニ軍(英語版)を作り、ラス・カンボニを始めとするソマリア最南部を支配した。トゥルキーの勢力は比較的有力だったため、これ以後「ラス・カンボニ」と言えばラス・カンボニ軍を指すことも多い。 トゥルキーは2009年初頭、イスラム法廷会議の他の旧幹部とヒズブル・イスラムを結成した。しかし2010年初頭にはヒズブル・イスラムを脱退し、別の有力なイスラーム武装勢力アル・シャバブ に合流したため、形式的にはラス・カンボニもアル・シャバブの支配下となった。トゥルキー支配下の軍は2011年時点でもラス・カンボニ軍を名乗り、活動を続けている。
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