イギリスでの生産型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/24 09:28 UTC 版)
「オースチン装甲車」の記事における「イギリスでの生産型」の解説
1型(1914年型) 乗用車を原型とし、エンジンは30馬力、車輪は木製スポーク型。装甲厚は3.5~4mmだったが、後に前面装甲と防盾は7mm厚へ換装。製造時の重量は2.66tで、路上最高速度は50~60km/h、航続距離250km。ただし装甲強化後は、重量増により走行性能は大幅低下。乗員4名。生産数48両。 2型(1915年型) 1.5tトラックを原型とし、エンジンは60馬力。1型に比べると車体長が短縮され、運転席の屋根も変化し、装甲の強化がされている。後部ドアは廃止されたが、ロシアでの現地改造で後部運転席と後部ハッチが設置された。現地改造では機銃の防盾も変化している。重量5.3t、路上最高速度60km/h、航続距離200km、乗員数4~5名。生産数60両。 3型 後部運転席の設置、側面大型窓の廃止、機銃防盾の設計変更などを行った生産型。基本性能は2型と同じ。生産数60両。 1918年型 後部車輪をダブルタイヤにし、車体延長などをした生産型。ロシア帝国により70両が発注されたが、帝国崩壊により他国へと納入された。
※この「イギリスでの生産型」の解説は、「オースチン装甲車」の解説の一部です。
「イギリスでの生産型」を含む「オースチン装甲車」の記事については、「オースチン装甲車」の概要を参照ください。
- イギリスでの生産型のページへのリンク