アンドレイ・ロゴジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 13:48 UTC 版)
アンドレイ・ロゴジン Andrei Rogozine |
インガ・ズセフ
アンドレイ・ベレジンツェフ
シェイ=リーン・ボーン
アンドレイ・ベレジンツェフ
キャロル・レーン
ユーリス・ラザグリアエフ
トレイシー・ワイマン
マリナ・ズエワ
リッチモンドトレーニングセンター
ヨーク州スケートアカデミー
獲得メダル | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
アンドレイ・ロゴジン(英語: Andrei Rogozine, 1993年1月29日 - )は、ロシアモスクワ出身、カナダの元フィギュアスケート選手(男子シングル)。
経歴
ロシアのモスクワで生まれ、5歳の時に家族とともにカナダに移住をした。
7歳でスケートを始める[1]。
2007-2008シーズンより、ジュニアグランプリシリーズに参戦し、2010-2011シーズンのクールシュヴェル大会で優勝。続くSBC杯も優勝し、ジュニアグランプリファイナルでは3位に入った。世界ジュニア選手権は1978年に優勝したデニス・コイ以来、33年ぶりのカナダ人のチャンピオンとなった。
2011-2012シーズンよりシニアクラスへ移行、グランプリシリーズに参戦。2012-2013シーズンのカナダ選手権は3位で初めての表彰台。四大陸選手権並びに世界選手権の代表に初選出された。
2014年より、アメリカのコロラドスプリングスに練習拠点を移し、トム・ザカライセックにコーチを変更した。
2015-2016シーズン、カナダ選手権の予選会であるスケートカナダチャレンジで18位に沈み、本選への出場を逃した。2016年7月27日、競技からの引退とプロスケーター転向を発表した[2]。
主な戦績
大会/年 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世界選手権 | 13 | |||||||||
四大陸選手権 | 10 | |||||||||
カナダ選手権 | 2 Pn | 2 N | 5 J | 1 J | 11 | 13 | 5 | 3 | 7 | 9 |
GPスケートカナダ | 7 | 8 | 9 | |||||||
GP NHK杯 | 9 | |||||||||
GPロステレコム杯 | 6 | |||||||||
CSオータムクラシック | 9 | |||||||||
CS USクラシック | 7 | 6 | ||||||||
ネーベルホルン杯 | 9 | |||||||||
世界Jr.選手権 | 6 | 1 | ||||||||
JGPファイナル | 3 | |||||||||
JGPクールシュヴェル | 1 | |||||||||
JGPSBC杯 | 1 | |||||||||
JGP B.シュベルター杯 | 6 | |||||||||
JGPレイクプラシッド | 8 | 8 | ||||||||
JGPチェコスケート | 9 | |||||||||
JGP J.カリー記念 | 8 | |||||||||
JGPウィーン杯 | 14 | |||||||||
メラーノ杯 | 1 N |
- J - ジュニアクラス
- N - ノービスクラス
- Pn - プレノービスクラス
詳細
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年1月19日-25日 | カナダフィギュアスケート選手権(キングストン) | 10 56.08 | 7 131.01 | 9 187.09 |
2014年10月31日-11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) | 9 70.95 | 10 131.45 | 9 202.40 |
2014年10月14日-17日 | ISUチャレンジャーシリーズ スケートカナダオータムクラシック(バリー) | 11 58.73 | 7 128.17 | 9 186.90 |
2014年9月10日-14日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 6 65.29 | 6 126.87 | 6 192.16 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年1月9日-15日 | カナダフィギュアスケート選手権(オタワ) | 5 74.60 | 8 138.51 | 7 213.11 |
2013年10月25日-27日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(セントジョン) | 9 68.31 | 9 129.04 | 8 197.35 |
2013年9月11日-15日 | 2013年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 8 58.39 | 7 110.53 | 7 168.92 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年3月10日-17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 18 67.35 | 9 149.25 | 13 216.60 |
2013年2月6日-11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 11 70.58 | 11 131.41 | 10 201.99 |
2013年1月13日-20日 | カナダフィギュアスケート選手権(ミシサガ) | 4 70.42 | 3 137.43 | 3 207.85 |
2012年11月23日-25日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(利府) | 9 67.70 | 9 114.69 | 9 182.39 |
2012年9月27日-29日 | 2012年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 7 67.31 | 9 128.96 | 9 196.27 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012年1月16日-22日 | カナダフィギュアスケート選手権(モンクトン) | 6 60.82 | 5 127.82 | 5 188.64 |
2011年11月25日-27日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 7 65.11 | 7 132.74 | 6 197.85 |
2011年10月27日-30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 6 67.28 | 7 126.12 | 7 193.40 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年2月28日-3月6日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(江陵) | 3 67.27 | 2 132.86 | 1 200.13 |
2011年1月20日-23日 | カナダフィギュアスケート選手権(ビクトリア) | 11 57.29 | 14 91.64 | 13 148.93 |
2010年12月9日-12日 | 2010/2011 ISUジュニアグランプリファイナル(北京) | 7 59.17 | 2 122.61 | 3 181.78 |
2010年9月23日-26日 | ISUジュニアグランプリ SBC杯(軽井沢) | 2 65.03 | 1 123.57 | 1 188.60 |
2010年8月26日-28日 | ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル) | 1 64.52 | 2 119.87 | 1 184.39 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年1月27日-29日 | 2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ハーグ) | 13 56.07 | 6 123.74 | 6 179.81 |
2010年1月15日-17日 | カナダフィギュアスケート選手権(ロンドン) | 14 48.95 | 10 103.93 | 11 152.88 |
2009年10月2日-3日 | ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯(ドレスデン) | 6 54.9 | 7 97.77 | 6 152.67 |
2009年9月3日-4日 | ISUジュニアグランプリ レークプラシッド(レークプラシッド) | 8 51.89 | 7 94.48 | 8 146.37 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2009年1月14日-18日 | カナダフィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(サスカトゥーン) | 2 52.53 | 1 97.24 | 1 149.77 |
2008年10月15日-18日 | ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念(シェフィールド) | 12 47.93 | 8 101.57 | 8 149.5 |
2008年9月17日-21日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 15 43.3 | 8 96.4 | 9 139.7 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2008年1月16日-20日 | カナダフィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(バンクーバー) | 3 49.37 | 6 90.97 | 5 140.34 |
2007年9月13日-16日 | ISUジュニアグランプリ ウィーン杯(ウィーン) | 12 45.14 | 13 86.82 | 14 131.96 |
2007年8月30日-9月2日 | ISUジュニアグランプリ レークプラシッド(レークプラシッド) | 7 43.06 | 7 85.5 | 8 128.56 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2007年1月31日-2月3日 | カナダフィギュアスケート選手権 ノービスクラス(ブランプトン) | 2 34.03 | 2 65.52 | 2 99.55 |
2006年10月6日-8日 | 2006年メラーノ杯 ノービスクラス(メラーノ) | - | 1 64.25 | 1 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2006年2月1日-4日 | カナダフィギュアスケート選手権 プレノービスクラス(モンクトン) | 2 28.63 | 2 55.48 | 2 84.11 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2014-2015 | 涙の日 『レクイエム』より 作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Lacrimosa Dominae 演奏:Fayman and Goren 振付:ローリー・ニコル | 映画『ミッション:インポッシブル2』サウンドトラックより Mano a mano Seville Nyah and Ethan 作曲:ハンス・ジマー 振付:ローリー・ニコル | |
2013-2014 | 『四季』より 作曲:アントニオ・ヴィヴァルディ 編曲:マックス・リヒター 振付:アンドレイ・ベレジンツェフ | 映画『インセプション』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー 振付:シェイ=リーン・ボーン | |
2012-2013 | Broken Sorrow 演奏:ナッシン・バット・ストリングス ファンファーレ by ブラック・ヴァイオリン 振付:シェイ=リーン・ボーン | Into The Fire 曲:サーティーン・センシズ | |
2011-2012 | ポエタ 作曲:ビセンテ・アミーゴ ストリート・パッションズ by Didula 振付:アンドレイ・ベレジンツェフ | Never Gonna Be Alone 曲:ニッケルバック | |
2010-2011 | ピアノ協奏曲イ短調 作曲:エドヴァルド・グリーグ 演奏:マクシム・ムルヴィツァ | 映画『ザ・ロック』より 作曲:ハンス・ジマー | Duel 演奏:ボンド |
2009-2010 | ノストラダムス 作曲:マクシム・ムルヴィツァ | ||
2008-2009 | ハバ・ナギラ | ドン・キホーテ 作曲:レオン・ミンクス | |
2007-2008 | フィンランディア 作曲:ジャン・シベリウス スパルタクスとフリーギアのアダージョ バレエ『スパルタクス』より 作曲:アラム・ハチャトゥリアン Dance of Thracians |
脚注
参考文献
固有名詞の分類
- アンドレイ・ロゴジンのページへのリンク