アルミニウム箔カルテル問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:51 UTC 版)
「三菱アルミニウム」の記事における「アルミニウム箔カルテル問題」の解説
2005年11月11日、公正取引委員会より、食品の包装材の材料などに使われるアルミニウム箔について、製造販売会社6社とその子会社1社が価格カルテルを結んでいたとして排除勧告を行った。排除勧告の対象は、当社の他、東洋アルミニウム(大阪市)、日本製箔(同市)、住軽アルミ箔(東京都千代田区)、サン・アルミニウム工業(千葉市)、東海アルミ箔(横浜市)、及び当社子会社のエムエーパッケージング(東京都港区)。 エムエーパッケージング社以外の6社は2002~2004年にかけて、アルミ箔加工用の原材料1キロあたりの販売価格を現行より、2002年10月出荷分で50円▽04年4月分から40円▽05年2月分から30円、それぞれ値上げすることを決定。三菱アルミ以外の6社は、錠剤などの容器のふたに使われるアルミ箔の価格を現行より、2004年7月出荷分から5~10%値上げすることを決めた。また7社は、値上げに応じない顧客に対し、納期を意図的に遅らせていた。顧客が抵抗し値上げが進まなかったため、実質的な値上げ幅は1キロあたり20~30円だった。
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