アルファロメオ・6C1750・グランスポルト
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「ルパン三世 (架空の人物)」の記事における「アルファロメオ・6C1750・グランスポルト」の解説
『TV第2シリーズ』に登場。ルパンが乗っているのはアルファロメオ6C1750グランスポルトというアルファロメオ社が1930年に発売したオリジナルモデルであり、後年の復刻モデルであるアルファロメオ・グランスポルト・クアトロルオーテとも異なる。フェルディナント・ポルシェが手を入れたチューンドモデルという設定があり、本来は直列6気筒1750ccDOHCエンジンだがV型12気筒4390ccのエンジンに換装、軽合金アルミブロックキャブレターにウェーバーツインバレルを3基備えた360馬力/7500回転という高出力エンジンになっており、最高速度は320kmに到達している。作画監督として参加していた北原健雄が『TV第1シリーズ』前半に登場したSSKと似たイメージの車を『カーグラフィック』から探し出しそれを採用した。一部の映像作品ではアルファロメオのエンブレムが確認できるシーンがある。『TV第2シリーズ』初期のボディカラーは赤と紺だが第32話以降は黄色、紺となる。また話や演出によっては4シーターになる。作画におけるベンツとの見分け方は、ラジエーターグリルの形状やエンブレムの位置、テールランプの位置、ドアおよび警笛機 の有無など。劇場版『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では白いボディカラーで座席の後部にキャリアを装備したモデルが登場しているが、最終的に集中砲火を浴びて大破した。『TV第2シリーズ』のアイキャッチ画像ではルパンがこれに乗り損ねるというシーンで登場した。
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