アルバム『シーズ・オブ・ラヴ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 09:46 UTC 版)
「ティアーズ・フォー・フィアーズ」の記事における「アルバム『シーズ・オブ・ラヴ』」の解説
カンザスシティでのオリータ・アダムスとの出会いに新たなエモーションを得たローランドとカートは、全くの無名だった彼女を抜擢。新たなアルバム作りに向けてゲスト参加を要請する(オリータはその後、ローランドのプロデュースでソロ・デビュー。グラミー賞候補になるなど大きな評価を受けた)。 オリータのボーカルとピアノに加え、 フィル・コリンズ、ピノ・パラディーノ、マヌ・カチェ、ニッキー・ホランド等の多彩なゲスト・ミュージシャンを迎えて作られた新たなTFFサウンドは、これまでの彼らのスタジオ・ワークにはほとんど見られなかったライブ感を強く感じさせるものとなった。本作の時点でイアンとマニーはすでに脱退しており、以降、パーマネント・メンバーを加えずに、TFFはローランドとカートのデュオ(またはローランドのソロ)を核にサポートを加えてバンド・サウンドを展開するスタイルとなっていく。 前作から約4年ぶりの活動再開であったが、1989年8月にリリースされたシングル「シーズ・オブ・ラヴ」は全英5位、全米2位となり、またアルバム『シーズ・オブ・ラヴ』も全英1位、全米8位を記録、彼らの復活を強く印象付けるものとなった。
※この「アルバム『シーズ・オブ・ラヴ』」の解説は、「ティアーズ・フォー・フィアーズ」の解説の一部です。
「アルバム『シーズ・オブ・ラヴ』」を含む「ティアーズ・フォー・フィアーズ」の記事については、「ティアーズ・フォー・フィアーズ」の概要を参照ください。
- アルバム『シーズ・オブ・ラヴ』のページへのリンク