アルコへの統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/01 05:32 UTC 版)
「ロジャーズ・ロコモティブ・ワークス」の記事における「アルコへの統合」の解説
技術開発力や競争力の低下に直面し、ロジャーズ・ロコモティブ・ワークスは、1905年にアルコへ事業を譲渡した。ロジャーズが最後に製造した機関車は、同年2月にW. R.グレイス社向けに製造された車輪配置0-6-0のテンダ機関車で、製造番号は6271であった。 アルコは、ロジャーズ工場で1913年まで機関車の製造を続けた。これらの施設は1920年代に倉庫に転用されたが、結局資産の全てを売却することとなった。ロジャースが最初に建設した工場はオフィスに変わり、1992年まで使用されていた。その建物は、「トーマス・ロジャーズ・ビル」と改称され、現在はパターソンの産業遺産を展示するパターソン博物館の本館となっている。同館には、パナマ運河の建設に使用された、車輪配置2-6-0形機関車のレプリカが展示されているが、それはロジャーズではなく、アルコ・クック製である。
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