アラモアナ・センターとは? わかりやすく解説

アラモアナ‐センター【Ala Moana Center】

読み方:あらもあなせんたー

米国ハワイ州オアフ島南東部都市ホノルルにある大型商業施設アラモアナビーチパーク隣接し、デパート・スーパーマーケット・レストラン・高級ブランド店などが集まる。アラモアナショッピングセンター


アラモアナセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 02:51 UTC 版)

Ala Moana Center
アラモアナセンター内部
所在地 ホノルル
座標 北緯21度17分28秒 西経157度50分37秒 / 北緯21.29111度 西経157.84361度 / 21.29111; -157.84361座標: 北緯21度17分28秒 西経157度50分37秒 / 北緯21.29111度 西経157.84361度 / 21.29111; -157.84361
住所 ハワイ州ホノルル市アラモアナ大通り1450
開業 1959年8月13日
施設所有者 ゼネラル・グロース・プロパティーズ
テナント数 300+
中核店舗数 4
ウェブサイト Official Website

アラモアナセンターAla Moana Center) は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルアラモアナにあるショッピングセンターである。「アラモアナ・ショッピングセンター」とも通称される。

概要

4つのデパートや高級ブランドのブティックから、スーパーマーケットや薬局、各国料理のレストランやフードコート、アラモアナホテルまで多数の店舗が営業している世界最大のオープンエアのショッピングモールであり、2018年10月現在で361の店舗が入居している。アラモアナセンターは一時、アメリカ最大のショッピングモールであったこともある。

アラモアナセンターの所在するホノルル市アラモアナ地区はかつて湿地帯であり、アヒルの養殖などが行われていた[1]。アラモアナセンターはこの地に、1959年10月に開業した[1]

開業時には東急グループ出資による白木屋がセンターに出店、当時アメリカ50番目の州になったばかりだったハワイに新設された商業施設への投資の先陣をきったことを評価したハワイ州議会は東急グループと白木屋を称える決議を表明している[1]

アラモアナセンターは1982年ダイエーの子会社、DEインベストメント社によって、隣接するビルとともに約3億3,000万ドルで買収された[1]。これは、1980年代後半のバブル期まで続いた日本企業におけるハワイ投資ブームの先駆けであった[1]1995年にダイエーは株の全取得を行い子会社化、1999年夏になるとシカゴを拠点とするGGP社がダイエーから所有権を取得、この際の売買価格は約8億ドルだったとされる[1]

白木屋を展開していた東急百貨店2001年にタイを除く海外事業から撤退、アラモアナセンターで「白木屋」として営業していた店舗は、同年に現地幹部従業員が東急百貨店から僅か1ドルで譲渡を受けて事業を継続しているものであった。コロナ禍の影響で2020年に撤退した。2022年には日本食スーパーチェーンの「ニジヤマーケット」がオープンした。

テナント

エワ・ウィング
センターステージ
ニーマン・マーカス
駐車場

アラモアナセンターでは、1966年1990年の2回、大規模な拡張工事が行われている[1]。また、1998年にはニーマン・マーカス2008年にはノードストロームと、高級デパートや高級コンドミニアムが相次いで開業するなど、漸次規模を拡大している[1]

デパート・スーパーマーケット

宝飾品

衣類

化粧品

  • MAC
  • Origins

その他

  • ABC Storeコンビニエンスストア
  • Compleat Kitchen(調理器具他)
  • FootLocker(スポーツ関連アパレル・靴)
  • L'epicier(紅茶専門店。日本のチェーン店の支店)
  • Martin & McArthur(ハワイ産木製品専門店)
  • Williams Sonoma(調理器具他)
  • Petland(ペットショップ)
  • K・B Toys(おもちゃ屋)

飲食店

また、1階海側に、マカイ・マーケット・プレイス(Makai Market Place)という世界最大規模のフードコートがある。

など

公共サービス

  • 郵便局
  • ホノルル市役所出張所

交通

TheBus

アラモアナセンターはホノルル市公営バス、「TheBus」の主要なターミナルである。アラモアナセンターはホノルルの公共輸送システムの中心でありオアフ島のすべての場所からの路線によってアクセスされている。アラモアナセンターは1日平均市営バス2,100台及びツアーバス45台がアクセスしている。

センター内にはタクシー乗り場のほか、「ワイキキトロリー」や「JTB'OLI 'OLIトロリー」の停留所がある。なお駐車場はすべて無料で、障害者用駐車場も用意されている。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h アラモアナ・センター 『リゾートR01 ワイキキ&オアフ島』 ダイヤモンド・ビッグ社 2010年12月発行改訂第11版 p50

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