アラブ系アメリカ人の擁護者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 14:10 UTC 版)
「ジェームズ・アブレズク」の記事における「アラブ系アメリカ人の擁護者」の解説
1980年に政界を離れたアブレズクは、アラブ系アメリカ人に対する偏見と差別をなくすべく、公民権団体「American-Arab Anti-Discrimination Committee」を設立した。チュニジアのパレスチナ解放機構本部がイスラエル空軍によって襲撃された際には(木の脚作戦)、イスラエルを批判。アメリカはイスラエルへの軍事的・経済的援助を打ち切り、イスラエルに対する国連制裁を行うべきだと主張した。 2007年、アブレズクはヒズボラが出資するレバノンのテレビ局アルマナールTV(英語版)に出演した。このインタビューでアブレズクは、アメリカ合衆国においてはテロ組織とされるヒズボラやハマスをレジスタンスの戦士と評し、9.11テロを実行したテロリストはシオニストと協力しており、シオニストがロビー活動を通じてアメリカ議会を支配していると述べている。一方、クリーブランド・イディッシュ・ニュースでコラムニストのベン・コーヘンは、反ユダヤ主義的な政治家の一人として、ムスリム女性初の下院議員イルハン・オマルやユダヤ系団体のロビー活動と対決していたポール・フィンドリーとともに、アブレズクの名前を挙げている。
※この「アラブ系アメリカ人の擁護者」の解説は、「ジェームズ・アブレズク」の解説の一部です。
「アラブ系アメリカ人の擁護者」を含む「ジェームズ・アブレズク」の記事については、「ジェームズ・アブレズク」の概要を参照ください。
- アラブ系アメリカ人の擁護者のページへのリンク