アメリカ製軍用品の出土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:14 UTC 版)
西南戦争における戦いの舞台となった熊本城では、政府軍によって各種軍用品が持ち込まれており、現代の発掘調査の過程で発見されることがある。2003年には本丸御殿近くの遺構から政府軍高官が所持していたと推測されるスミス&ウェッソン製回転式拳銃のモデル No2(英語版)が出土しており、2021年の調査でも平左衛門丸からアメリカ軍(北軍)の装備と思われるベルトバックルが発掘されている。アメリカは南北戦争後に余剰となった兵器を日本に輸出していたが、熊本城からの出土品によって兵器のみではなく軍装品類も輸出されていたことが推察できる。
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