アメリカインディアン・デー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 23:56 UTC 版)
「アメリカインディアン協会」の記事における「アメリカインディアン・デー」の解説
SAIは、「コロンブス・デー」に対抗して、「アメリカインディアン・デー」を提唱した団体である。提案者のひとりはアーサー・C・パーカー博士だった。彼は「最初のアメリカ人のための記念日」を設立するよう、米国ボーイ・スカウト連盟を三年にわたって説得していた。 1915年、カンザス州ローレンスでのSAIの例年会議で、正式にインディアンをアメリカ市民として認識させる第一段階として、この「アメリカインディアンの日」構想が承認された。SAIは毎年5月の第2土曜日を「アメリカインディアンの日」とし、シャーマン・クーリッジによって9月28日に公式に宣言が行われた。この宣言の前年から、レッドフォックス・ジェームズ(ブラックフット族)は馬で各州を回り、1915年12月14日に、ホワイトハウスに24の州政府による認定書を提出した。 1916年、ニューヨーク州が「アメリカインディアン・デー」を認め、5月の第2土曜日にこれを宣言した。イリノイ州では、1919年にこの日が議員立法された。現在、いくつかの州が「コロンブス・デー」を「アメリカ先住民の日」と呼んでいる。 1990年8月3日、ブッシュ大統領は、この年11月を「全米アメリカインディアン伝統継承の月」と指定するとの共同決議を承認した。 1994年以来、同様の宣言は毎年行われている。
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