アブシンベル‐だいしんでん【アブシンベル大神殿】
アブ・シンベル大神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 16:50 UTC 版)
「アブ・シンベル神殿」の記事における「アブ・シンベル大神殿」の解説
大神殿の四体の像はラムセス2世で、その前に並んでいるのは家族の像である。奥にはプタハ神、アメン・ラー神、ラー・ホルアクティ神、そしてラムセス2世の像がある。像の脚にはヌビア遠征に赴いたギリシャ人傭兵による古代ギリシャ語の落書きが彫られている。 ラムセス2世像のうち向かって左から2体目は神殿完成の数年後に起きた地震によって崩れ、頭部の一部が2体目の前に転がっている。 壁には神聖化された聖なる船の前で儀式を行う場面が描かれている。浮き彫りに王の業績、北の壁にはカディシュの戦い、南の壁にはシリア・リビア・ヌビアとの戦いが描かれている。
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